着物一枚に帯三本

着物一枚に帯三本

着物には帯が必須用品となります。
どちらかといえば脇役的なイメージがある帯ですが、京都では昔から「着物一枚に帯三本」といわれるほど、帯によって着物の着こなしに幅が出るようです。

また、お洒落の面だけでなく、帯にも着物と同様、格がありますから、着物との組み合わせ方によって着こなしの格が上がったり下がったりします。

帯にも様々な種類があるのですが、模様のつけ具合で、下記のように区別されます。

・全通し柄
帯の中では最も格が高いもので、花嫁衣裳などに用いられる丸帯、織りの帯などもこれにあたります。見えない部分にも柄付けされていて、通し模様、総柄ともいわれます。

・お太鼓柄
模様があるのは、帯のお太鼓の部分と胴の前になる部分だけです。ポイント柄や飛び柄などがあります。

・六通と四通
全体の6割に模様があるものを六通とよび、4割に模様があるものを四通とよびます。 しかしながら、四通の帯は、最近ではあまりないようです。

また、帯の産地で有名なところは福岡の博多、京都の西陣、群馬の桐生です。
それぞれ博多帯、西陣織、桐生帯などと呼ばれるほど有名ですから、耳にされたこともあるでしょう。
博多帯は、仏具の一種である独鈷(とっこ)が並んだ、独鈷模様が特徴ですし、西陣では礼装用の金糸、銀糸を用いた豪華な袋帯や手機(てばた)の帯などの高級な帯が多く生産されています。桐生では機械織で2種以上の糸を織り交ぜた織り方、交織帯(こうしょくおり)を特色としています。

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